救世主現る。
「原油を分解する新種の細菌発見 メキシコ湾」(産経新聞)
→ http://sankei.jp.msn.com/science/science/100825/scn1008251028000-n1.htm
メキシコ湾の原油流出事故現場付近の深海で、原油を分解する新種の細菌が活動しているのを、米ローレンスバークリー国立研究所のグループが発見し、24日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。
グループは5月25日から6月2日にかけて、現場周辺の海域17カ所で200の海水サンプルを採取。原油の成分が高濃度に含まれた水深1100メートルの深海にプロテオバクテリアと呼ばれる細菌の仲間が生息しているのを確認した。
原油を分解するほかの細菌とは異なり、この細菌は5度と水温が低い海域でも、非常に効率よく原油を分解できることが特徴だという。
原油を分解する細菌の大量発生によって海水中の酸素が減り、魚などの他の生物に悪影響が及ぶとの懸念も出ているが、同グループは「酸素濃度が急激に減る心配はない」としている。
「新種の細菌が原油分解を加速か メキシコ湾流出現場」(CNN.co.jp)
→ http://www.cnn.co.jp/science/AIC201008250017.html
地球の自浄作用。
ガイア理論を前提とするならば、多田富雄氏の言うところの「超(スーパー)システム」としての免疫系なのかもしれない。
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20080828
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20051107
http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20041109
免疫は、病原性の微生物のみならず、あらゆる「自己でないもの」から「自己」を区別し、個体のアイデンティティを決定する。還元主義的生命科学が見失っている、個体の生命というものを理解するひとつの入り口である。臓器移植、アレルギー、エイズなどの社会的問題もまた、身体的「自己」の、「非自己」との関わりの問題として考えなければならない。
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