NAKAMOTO PERSONAL

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火星に...

nakamoto_h2009-12-05

「火星にUFOの残骸か!? 地面に写った謎の物体」(ロケットニュース24)
 → http://rocketnews24.com/?p=20176

12月1日(現地時間)ドイツの日刊ビルドオンラインによると、NASAが撮影した火星写真に謎の物体が写り込んでいると報じた。もしかしたら、UFOの機体の一部ではと様々な憶測が飛び交っている。素人目に見ても、自然鉱物などではないことは明らかだ。

NASAの研究では、2004年から火星探査任務を遂行しており、火星の砂地帯『トロイ』で活動する探査機『スピリット』が問題の写真を送って来ている。調査の過程で問題の物体を発見するに至ったという。撮影は今年の5月14日〜6月20日にトロイで撮影された多くの写真の中から発見された。

問題の物体が、何なのかはまだ解明されていない。しかし、火星には文明があったのではという推察は、今に始まったことではない。建物や動物の頭蓋骨、奇異な生命体など文明を匂わす写真がいくつも発見されている。

『中国 衝撃の古代遺跡を追う(邦題)』などの著書で知られる専門家のハルトヴィヒ・ハウスドルフ氏は「火星には生命体が存在する。最近NASAによって水が発見されたのが良い証拠だ」と語っている。

火星人が存在するという主張は、1800年代から続いている。かつての天文学者らは、火星表面に道路や運河が見られるとも主張して来た。ハウスドルフ氏によると「1960年代のロシアの科学者たちは火星の衛星『ファボス』に注目していた。それはファボスが7.65時間周期で公転する上に、公転軌道が火星の黄道面に対して、1度しか傾いていない。その数値の不自然さに、ファボスは人工的に作られていると考えていた」という。

火星に生命体がいるという推察に関しては、いくつかの裏付けが証明されている。まずは火星を取り巻く大気にメタンがあることが確かめられている。メタンは不安定な気体なので、生物によって、その生成の可能性が示唆されている。また、水の存在を示す証拠も見つかっている。水が存在する環境でのみ作られる鉱物もスピリットによって発見されている。生命によって残されたと思われる微小化石の報告もある。

今回の写真の調査には時間が掛かるようだ。スピリットは5月以来、トロイの砂場から抜け出せておらず、真相の把握は難しい模様である。いずれにしても近い将来、火星における生命体の存在が明らかになるかも知れない。