NAKAMOTO PERSONAL

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遺体の値段

「釜山火災 病院が治療費保証要求、遺体引き渡し時に」(読売新聞)
 → http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091127-OYS1T00769.htm

 韓国・釜山市の室内射撃場火災で、長崎県雲仙市の会社員中尾和信さん(37)が大やけどを負って治療中に死亡した際、長林ハナ病院(釜山市)が遺体を遺族に引き渡す条件として、治療費約1億2000万ウォン(約880万円)の支払いを日本の公的機関が保証するよう求めていたことが分かった。

 雲仙市は一日も早い遺体の帰国を願う遺族に配慮して応じたという。ハナ病院は27日朝に亡くなった原田洋平さん(37)(雲仙市)についても同様の措置を求めた。

 中尾さんを含む雲仙市の一行9人は任意の海外旅行傷害保険に加入していなかった。ツアーを手配した島鉄観光(島原市)は旅行特別補償保険には加入していたが、この保険では、病院側は直接保険会社に入院費を請求できない仕組みになっている。

 このためハナ病院は、中尾さんが死亡した22日、治療費の支払いを在釜山日本総領事館に要求。島鉄観光が遺族と協議。同社が、旅行特別補償保険から出る死亡補償保険金2500万円で支払うと回答したが、病院側は「すぐに支払えないなら公的機関の保証が欲しい」と話したという。

 雲仙市は、遺体の早期帰国が最優先と判断。「治療費を島鉄観光が支払うことを『雲仙市』が保証する」とする保証書を奥村慎太郎市長名で作成し、市長公印を押して同領事館を通じて届けたという。

 奥村市長は24日、外務省を訪ね、国に肩代わりを求めたが、26日、「できない」と回答があったという。

 ハナ病院によると、原田さんの場合は皮膚の移植など手術の回数が多かったため、治療費は2億ウォン(1470万円)に上った。同病院には、雲仙市の笠原勝さん(37)と島田明さん(37)の2人が入院中で、長期化すれば保険の支払額を超える可能性もある。

「【釜山射撃場火災】遺体引き渡し、韓国病院が1千万円保証要求」(産経新聞)
 → http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/091127/dst0911271142002-n1.htm
「『遺体返す代わりに1500万円支払え』 韓国の病院が雲仙市にまた要求…射撃場火災」(痛いニュース)
 → http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1343668.html


血も涙も無い。
儒教の国故か。