2009-11-15 一日一言 十一月十五日 とうてい逃げられない困難で、不幸が長く続き、心も身も疲れはて、逃げる場所もかくれる場所もないと、人生の生きる望みを失ったとき、心を落ちつけて、天を仰ぎ、心に念ずれば、どことなくなぐさめてくれる風が吹いてくるのはどうしてであろうか。 霜枯と見しも恵の露を得て 緑にかへる庭の若草 ── 新渡戸稲造『一日一言』 [新訳]一日一言作者: 新渡戸稲造,岬龍一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/10/29メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (39件) を見る