TOUGH GUY - NAKAMOTO PERSONAL

「９歳の男の子の『なぜみんなオバマ大統領を嫌うんですか？』という質問に会場からは笑いが・・・」（ロケットニュース24）
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１５日（現地時間）大統領就任後、初めてルイジアナ州ニューオリンズに訪問したオバマ大統領。９日に受賞したノーベル平和賞でも世論を騒がせ、最近叩かれることの多い大統領だが、子供にも「みんな嫌いなの？」という疑問を抱かせているようだ。世の中の疑問を代弁するように、９歳のスコット君が「なぜ、みんな大統領が嫌いなんですか？」と質問を投げ掛けた。あまりにも素朴な投げ掛けに、会場からは笑いの渦が起きた。
ニューオリンズのとある小学校で行われたタウンミーティング。２００５年、ハリケーン『カトリーナ』によって甚大な被害を受けたニューオリンズは、オバマ大統領の復興支援に期待していた。しかし、就任９ヶ月の間に何の進歩も見られないまま、この日初めての現地入りとなって、歓迎ムード一色とは行かなかった。会場からは復興支援に関しての批判の声も上がったが、大統領は正面から反論
「私は選挙運動の時に、何を言いましたか？変化は大変です。大きな変化には、さらなる困難を伴うものです。しかし、困難でも私はやり続けます」
と自身の姿勢を強調した。
先のスコット君の質問には、
「私は選挙に勝利したから、全ての人が私を嫌っているということはないんだよ。これは政治の問題だから、ある政党が勝つと他の政党は、いろいろ言うものなんだ。だけど、それはそんなに深刻な問題じゃない」と諭した。そして、
「大統領はタフでなければならない。私はタフガイだ。たくさんの問題が山積みだが、必ず解決してみせる。こういう質問をした君は本当に勇敢だ。君もやはりタフガイだろう。いいかい。成長して行く度に強くなるんだよ。周りの人がたとえ君を非難しても、君がする正しいと思うことを信じていれば、進んで行けるから。それがタフガイだ。分かるね」
と持ち前のオバマ節でまとめた。
質問風景はYoutubeに公開されている
大人ではなかなかこうも、率直に意見をぶつけることは出来ないだろう。スコット君は大統領公認のタフガイである。