一日一言
六月七日 博学と大徳
学問がなくても善人はいる。その人が学問に精通していればなお良いが、そんな人でも悪人はいる。その人が文字を読めないのは良くないことだが、今日も一つの字を覚え明日も一字を覚える努力をすれば、いつかは学問の道を極めるであろう。今日も一つ良いことを行い、明日もまた一つ良いことをする。これが積もって大きな徳をなすことになる。日々これを怠ることがないように。これは中井竹山(江戸後期の儒学者)の教えである。
『中井竹山 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%95%E7%AB%B9%E5%B1%B1
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「 今日一善を行い、明日一善を行い、積もれば大徳となる。怠るべからず。 」
── 中井竹山