NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

”ECOREAN”

「未来へ走れ『デロリアン』 広島の男性らエコカーに改造」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/national/update/0313/OSK200903130047.html

 アメリカ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(85年)にもタイムマシンとして登場した希少な名車「デロリアン」を広島市の会社員が入手し、インターネットで募った仲間らと協力して電気自動車(EV)に変身させた。今月11日に車検を通しナンバーも取得。近く公道デビューする。

 正式名称は「DMC―12」。製造した米自動車メーカーの名が通称として広まった。81年からメーカーが倒産する82年末までに約8600台だけ作られた。ステンレス製の車体や独特のデザインが今も人気だ。

 広島市東区の会社員、藤井智康さん(39)はデロリアン愛好家。10年前、中古車を買おうとしたが、故障が多いうえ、環境への負荷となる燃費の悪さに後ろめたさを感じて断念した。その後、古い車をEV化できることを知り、再び探し始めた。

 07年4月、ネットで売られていた事故車を見つけ、EV化を条件に東京の所有者から無償で譲り受けた。

 映画では雷を受けて時代を超えるデロリアン。「タイムマシンとまではいかないが、ガソリン車からEVに進化させたい」。そう思ったものの、藤井さんには技術がない。そこで、インターネットで協力者を募ったところ、電気配線や工作機械設計の技術者たち、元マツダ社員、水素エネルギーを研究する大学院生ら、広島県内に住む15人が集った。

 同年8月から愛知県内の専門店で修理を始めて、エンジンや燃料タンクなどを取り去り、08年1月末には広島国際学院大の倉庫(広島市安芸区)に移して作業した。

 エンジンルームのモーターや充電池に用いたリチウムイオンバッテリーは中古品。家庭用コンセントとつなぐ充電器は自作した。ほかにもリサイクル品を多用したり、エアコンも省いたりして、エコカーに一新させた。電気系統を担当した自動車部品会社に勤める信原優司さん(44)は「原寸大のプラモデルをつくるようだった」と振り返る。

 2月14日には、仮ナンバーをつけて時速60キロほどで公道を走った。藤井さんは「夏は窓全開、真冬は防寒着に湯たんぽを抱えて、本当のエコスタイルで乗りこなしたい。環境問題を考えるイベントなどに活用できれば」と話す。

デロリアンならぬエコリアン!?
もったいない気もするが.....。



デロリアン - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3
[rakuten:ludos:10001207:detail]