NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

Kepler Mission

「遠くの『地球』を探せ NASAが探査機打ち上げへ」(47NEWS)
 → http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022001000191.html

 【ワシントン19日共同】米航空宇宙局(NASA)は19日、太陽系の外で生命存在の可能性がある、地球に似た惑星を探す探査機「ケプラー」を3月5日夜(日本時間6日昼すぎ)に打ち上げると発表した。

 太陽系外の惑星はこれまでに300個ほど見つかっているが、ほとんどが木星のような大型のガス惑星。岩石からなり、水が存在できる地球型惑星の発見に期待がかかる。

 NASAによると、ケプラーは長さ4・7メートル、直径2・7メートルの円筒形で、宇宙望遠鏡としては最大級の9500万画素の電荷結合素子(CCD)カメラを搭載。太陽を公転する軌道に投入され、3年半観測する。

 観測対象は、はくちょう座の方角にある、太陽と同じくらいの大きさの恒星約10万個。惑星が恒星の前を横切る際のわずかな光の変化をとらえて惑星の存在を検知する。大きさが地球並みで、公転周期が約1年の惑星だと、水が存在できる可能性が高いという。

 太陽系外惑星を探す探査機としては、2006年末に欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた「コロー」が活動中。

「NASA、『地球に似た惑星』の探査機打ち上げへ」(ロイター通信)
 → http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-36596920090220


『Kepler Mission』(NASA) http://kepler.nasa.gov/


 新しい世界を探るとき、科学者はそこに何があってもおかしくないと考える。見つかるものが初めからわかっているなら、わざわざ出かけてゆくことはない。これから人類が火星をはじめ近隣の魅力的な世界へ向かえば、思いもよらぬものに──神話的と言えるものにさえ──出会うかもしれない。いや、その可能性の方が高いだろう。

── カール・セーガン『カール・セーガン 科学と悪霊を語る』