2008-11-03 一日一言 十一月三日 腹が立ったときの顔 腹が立ったときの顔はいかにみにくいものか。自分が怒るのをおそれる女、子供を見て、自分の顔が堂々としていて、おごそかさがあると思うのは大きな間違いで、その顔が狂犬にも似ているからこそ、人はしばらく遠のくのである。こわがっていると思うのは、うぬぼれである。 限りなき腹たつことの有りとても 色にもらして声高うすな ―― 新渡戸稲造『一日一言』 [新訳]一日一言作者: 新渡戸稲造,岬龍一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2008/10/29メディア: 新書 クリック: 7回この商品を含むブログ (39件) を見る