ボンドカー

「水陸両用の『ボンドカー』を開発　スイスのデザイン会社」（CNN.co.jp）
　→　http://www.cnn.co.jp/science/CNN200802160011.html

ジュネーブ（ＡＰ）　スイスのデザイン会社が、スパイ映画００７シリーズに登場するような水陸両用の乗用車を開発した。来月ジュネーブで開かれる自動車ショーで公開される。

「スキューバ」と名付けられたこの車は、電気モーターを使ってスクリューを回転させ、深さ約９メートルまで潜航できる。最高速度は、陸上では時速１２０キロを超すが、水面では同約５キロ、水中では同約３キロに落ちる。

水中での呼吸には、装備されている圧縮酸素タンクを利用する。非常時の脱出を容易にするためオープンカーになっており、ウェットスーツを用意する必要がある。

開発したリンスピード社によると、開発費用は１５０万ドル（約２億６０００万円）以上。自動車メーカー数社と、少数台の製造を検討しているという。

映画「００７私を愛したスパイ」ではヘリコプターに追われた主人公ジェームズ・ボンドの乗った車が、水中に飛び込み走行を続けるシーンがある。

ボンドファンだという同社最高経営責任者は、販売価格は「ロールスロイス（新型クーペで定価４０万ドル超）よりは安くなるだろう」と述べたうえで、「おそらくは金持ちのおもちゃとして販売することになるのではないか」と話した。

「水中翼つきでどこでも走れる自動車『Rinspeed Splash』」（GIGAZINE）
　→　http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080204_rinspeed_splash/

『RINSPEED』　http://www.rinspeed.com/