本を二冊。

仕事の帰りに本屋へ。
本を二冊。

セオドア・ルーズベルト（元米大統領）を始め、アン・モロー・リンドバーグ（チャールズ・リンドバーグ夫人）、エドマンド・ヒラリー（登山家ヒラリー卿）等々、100〜50年前に『ナショナルジオグラフィック』誌に掲載された冒険旅行記の数々。
血湧き肉躍る、ノンフィクション冒険活劇！
ちと高いが、化粧箱ハードカバーで保存版。

大冒険時代―世界が驚異に満ちていたころ 50の傑作探検記

『大冒険時代――世界が驚異に満ちていたころ　50の傑作探検記』（早川書房）　http://hayakawanonfiction.boxerblog.com/daibouken/wtepromo.html

ご存じ日本の誇る名軍師二人。天稟の智将・真田幸村と、千軍万馬の勇将・後藤又兵衛。
保身と名声、権謀術数渦巻く退廃の豊臣家、家臣団に翻弄されながらも義を貫く。
男には負けを覚悟で戦わなければならない時がある。

歴史街道 2007年 11月号 [雑誌]

『歴史街道「真田幸村と後藤又兵衛」』（PHP出版）　http://www.php.co.jp/magazine/detail.php?code=84235

黒鉄ヒロシさんの前書きより。

そろそろ幸村？　ちょっと又兵衛

奥底にはそれぞれ屈託もあり、
屈託した思考と行動もあっただろうが、
知将・幸村と豪傑・又兵衛の専（もぽっぱ）らの活躍は判り易かった。
沈殿部などには目もくれず、
日本人はヤンヤの喝采を以て二人を愛でた。
かつて、真田幸村と後藤又兵衛の名を
日本国中の子供達が知っていた時代があった。
単純といってしまえばそれ迄だが、
ストーリーの共通分母を持つ子供達の精神状態は、
一面健康的であったとは言えまいか。
今の時代の子供達は
てんでバラバラの小規模のヒーローを持つようである。
過ぎた時代に比べれば奇妙に感じる。
細かい事情など忖度（そんたく）せずに、ここはひとつ
後藤又兵衛的豪快な解決策はどうか。
逆もまた真なりと単純に考えて、
今の子供達に幸村と又兵衛のストーリーを押し付ける。
一気に日本中の子供達が
健康で活発で礼儀正しくなりはしないか。
やっぱり、駄目か。

司馬遼太郎にも軍師二人。
オススメ

新装版 軍師二人 (講談社文庫)