山田耕筰
「山田耕筰の楽譜見つかる 早世した、めい悼み作曲」(産経新聞)
→ http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070714/bnk070714002.htm
「赤とんぼ」などの名曲で知られる作曲家、山田耕筰(1886〜1965年)が、18歳で世を去っためいをしのんで1941年3月に作曲した「母の手に」という歌の楽譜が熊本市内で見つかった。
同年2月に結核で死去した阿部真理子さんが、母親(耕筰の姉)の優しさを詠んだ短歌「ははの手に かみをまかせて 目つむれば わがさいはひの ひしと身に泌(し)む」に、耕筰が曲を付けた作品。一般にはほとんど知られていない。
楽譜は耕筰の遠縁にあたる熊本市の竹下久子さん(74)方で、引っ越し荷物の整理中に偶然出てきた。真理子さんの追悼式でこの曲が披露された際に、久子さんの父親がもらってきたらしい。
久子さんは「気持ちを和ませる優しい曲。包み込むようなメロディーに、耕筰のめいを悼む気持ちが表れています」と話している。
『山田耕筰 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E8%80%95%E7%AD%B0