NAKAMOTO PERSONAL

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貧富

「『パン1日おき』『北朝鮮には自由がない』と脱北者語る」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY200706030098.html

 青森県深浦町の深浦港で2日に保護された北朝鮮からの脱北者とみられる4人が、県警の調べに対し、「今の体制では人民は食べていけない」「1日おきにパンを食べるのがやっとだった」などと話していることが分かった。体制批判や生活苦が脱北の動機だったと見られる。船が小さかったこともあり、「出港から4日間は船にしがみつく状態だった」と説明しているという。

 県警は警察官職務執行法にもとづいて4人を保護し、詳しく事情を聴いている。調べでは、4人は夫婦とその息子兄弟。父親が元漁師で、長男が専門学校生、次男がタコ漁師であることが確認された。4人が乗っていた船はタコ漁に使うために次男が購入したもので、その収入で家計を支えていたという。

 4人は上陸時、北朝鮮の「公民証」とみられる身分証明書と多少の人民元、北朝鮮のものとみられる通貨も所持。父親は中国語と日本語を多少理解できるという。

 新潟を目指したのは「万景峰号が往来することで新潟をたまたま知っていた」ためといい、「日本に知り合いはいない」と話している。

 船は深浦港で保護される約3時間前の2日午前4時ごろ、深浦港の北方約10キロにある風合瀬(かそせ)港に入港していた。

 目撃したのは、秋田市からメバル釣りに来ていた戸松勇次さん(57)ら3人。風合瀬港で釣り船を待っていたところ、一家の船が岸壁に近づいてきて、先頭に乗っていた父親らしき年配の男性が「ニイガタ?」などと繰り返し尋ねたという。

 他のグループの釣り人も加わって4人で10分ほど話したが、会話が通じなかった。不審に思った1人が、車の陰から110番通報した。

 一家はその後、新潟がある南方向へ出航。途中の深浦付近で、通報を受けた県警や海保のヘリコプターに発見されたとみられる。

 目撃者によると、船は木製の櫓(ろ)でかじ取りされ、エンジンは旧式で手動でひもを引っ張って起動させるものだった。船内からは羅針盤も見つかった。

 住民の話などによると、船内にはソーセージ、ポリ袋に入った漬物などの食べ物があった。船底には衣服が5着ほど置いてあり、雨よけ用と思われる大きなビニールシートも折りたたんで置いてあった。県警の実況見分では、傘、タオル、雨具などの日用品も見つかっている。

 気象庁の観測によると、4人が渡航中の日本海の波は全般的には穏やかだったが、北朝鮮を出た直後はかなり波が高かく、30日ごろも弱い低気圧が通過していた。


かと思えば、、


「小林さんの記録破られる 米ホットドッグ早食い競争」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/national/update/0603/TKY200706030108.html

 米国のホットドッグ早食い競争で、長野県出身の小林尊(たける)さんが昨年7月に樹立した53個4分の3の最高記録がやぶられた。米アリゾナ州で2日あった競争で、米国人のジョーイ・チェスナットさんが12分間で59個半という新記録をつくった。AP通信が伝えた。

 同通信によると、チェスナットさんは、体重が100キロ。昨年の大会でも52個を食べ、小林さんに次ぐ2位だった。一方、小林さんは自身のホームページによると、身長173センチ、体重75キロながら数々の早食い世界記録を持ち「ザ・ツナミ」の異名をもつという。