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月世界

「NASA:月面に国際的有人基地 24年までに建設」(毎日新聞)
 → http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20061205k0000e030043000c.html

 【ワシントン和田浩明】米航空宇宙局(NASA)は4日、2024年ごろまでに月の両極付近のいずれかに恒久的な国際的有人基地の建設を目指す計画を明らかにした。月面の資源を活用して運用し、将来の火星に向けた有人飛行への前線基地と位置づける考えだ。日本も含めた世界13カ国の宇宙開発機関や民間の意見も聞いてまとめた計画だといい「ドアは大きく開いている」(デール副長官)と技術・資金面での外部からの積極的参加への期待を表明した。

 同日会見したNASA幹部らによると、両極地方のうち有力な候補地の一つは南極に近いシャクルトン・クレーター付近。基地のエネルギー源になる太陽光の照射時間が赤道付近より長く、表面や地下に氷や酸素、水素など利用可能な資源が存在するとみられている。1960〜70年代のアポロ有人月探査計画では着陸していない。

 NASAは10年に退役するスペースシャトルの後継機を14年ごろまでに開発、20年までに月面の有人探査を再開し、恒久的基地を建設する。

 月面への有人飛行は4人の宇宙飛行士が参加する7日間のものを複数回行い、居住、発電、資源探査や科学実験などに必要な装備を数年間かけて運び込む。要員が交代で滞在し基地の活動が恒久化されるのは、24年ごろになる計画だ。

 NASAは08年10月に無人月探査機を打ち上げて着陸候補地などの詳細な事前調査を行う。宇宙飛行士を運搬する新宇宙船は14年秋の有人初飛行を目指している。月面や火星の有人探査の費用は、基本的にNASAの通常予算の枠内でまかなう計画だという。

「月面に国際基地建設、2024年にも NASA構想発表」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/science/news/TKY200612050142.html
「NASA、国際月面基地を2020年までに着工」(読売新聞)
 → http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061205i507.htm



NASA』 http://www.nasa.gov/
NASA日本語公式サイト』 http://www.hq.nasa.gov/office/oer/japan/index.html

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