NAKAMOTO PERSONAL

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脳死

「『脳死』の乳児、判定6日後呼吸戻る 近畿大病院」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/life/update/0602/013.html

 近畿大病院救命救急センター(大阪府大阪狭山市)で、厚生労働省研究班の小児脳死判定基準で脳死と診断された5カ月の男児が、診断6日後に自発呼吸が一時的に戻り、その後4年3カ月間生存していたことがわかった。回復力の強い乳児では、正確な脳死判定が難しく、「現在の基準では不十分」との声も出ていた。この基準見直しの動きや、子どもの脳死移植を実現しようと国会に提案された臓器移植法改正案にも影響を与えそうだ。富山市で開催中の日本脳死・脳蘇生学会で3日、発表される。

http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20051006


 脳死者の大半は臓器が摘出される時、血圧と脈拍が急上昇し、のたうち回り始めるという。そのため、「死んだ」はずの脳死者に麻酔をかけなければならない。脳死となって19年も生き続ける青年もいる。「脳が溶けている」のに、彼は母親の方に顔を向け、モーツァルトの音楽を好むという。つまり、脳死者は臓器が切り取られる際、恐怖や激痛を感じている可能性があるということだ。

「記者が選ぶ『脳死・臓器移植の本当の話』小松美彦著 」(読売新聞)
 → http://www.yomiuri.co.jp/book/column/press/20041208bk33.htm

脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)

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