おもしろく
おもしろきこともなき世を おもしろく (高杉晋作)
住みなすものは 心なりけり (野村望東尼)
慶応3年(1867)4月14日、高杉晋作没。
面白くもない世の中を面白く生きる。
それは心次第。
病床とは思えない高杉晋作と野村望東尼の距離感が良い。
佐幕派で会津贔屓のぼくには、彼らの急進的な尊皇攘夷の活動は浅はかで軽率であるように思える。
だがしかし、“雷電の如く”、“風雨の如く”そして“おもしろく”駆け抜けた彼の生き方には敬慕の念を禁じ得ない。
「高杉晋作140回忌の墓前祭 100人出席、遺徳しのぶ 下関市・東行庵」(西日本新聞)
→ http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20060415/20060415_001.shtml
「萩で『晋作と龍馬』展 22日から」(中国新聞)
→ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200604120026.html
『高杉晋作』(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9D%89%E6%99%8B%E4%BD%9C
『野村望東尼』(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E6%9D%91%E6%9C%9B%E6%9D%B1%E5%B0%BC
『野村望東尼のページ』 http://home.catv.ne.jp/rr/narara/
動けば雷電の如く発すれば風雨の如し、衆目駭然、敢て正視する者なし。
─― 伊藤博文(『高杉東行晋作顕彰碑』より)
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