言語のルーツ
「言語のルーツはサルの鳴き声・京大霊長類研が“証拠”発見」(日本経済新聞)
→ http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051128AT1G2802T28112005.html
京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)の正高信男教授らは28日、サルの鳴き声がすむ場所に応じて変化し、人間の方言のような違いがあることを突き止めたと発表した。人間の言語のルーツがサルの鳴き声であることを示す初の証拠とみており、独学術誌「エソロジー」12月5日号に掲載される。
研究には鹿児島県の屋久島にすむ「ヤクニホンザル」を使用。1956年に約70匹が同島から犬山市に連れてこられた。正高教授らはその子孫30匹の鳴き声を屋久島に現在いる23匹と比較した。
ヤクニホンザルは生後約半年たつと、周囲のサルに自分の位置を教えて群れのまとまりを維持するためエサを食べるときに「クー」と鳴くようになる。90年から2000年まで調べたところ、犬山市の群れは声の高さが平均約110ヘルツ低くなっていた。同市の生息環境は屋久島と比べ樹木が少なく、遠くまで声を伝えるために声の高さを変えたと推測している。 (00:12)
「サルにも方言あった〜屋久島などのサルを京大教授ら調査」(読売新聞)
→ http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05112909.htm
「猿にも『方言』 住環境で鳴き声の音程変化 京大研究所」(朝日新聞)
→ http://www.asahi.com/science/news/OSK200511280058.html
『北海道弁だべさ』 (北海道雑学百科 - ぷっちがいど) http://pucchi.net/hokkaido/language/
『全国方言WEB ほべりぐ』 http://hougen.atok.com/