水 vs ヨード液

「風邪の予防には水でうがいを ヨード液では予防効果なし」（京都新聞）
　→　http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005102800177&genre=G1&area=K10

　風邪の予防には水でうがいすることが効果的であることを、京都大保健管理センターの川村孝教授（内科学・疫学）らが全国調査で確かめた。水のうがいで風邪の発症率が４割低くなったが、ヨード液のうがいには明確な予防効果はなかったという。

「風邪：予防はやっぱり「うがい」　ヨード液より水、発症４割減−−効果を初実証」（毎日新聞）
　→　http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20051030ddm041040030000c.html

　一方、ヨード液群には、はっきりした予防効果がみられなかった。メカニズムは不明だが、川村教授らは「健常なのどでもたくさんの細菌がバランスを保っている。薬がバランスを壊すのではないか」と推測する。また水うがいでも、水道水に含まれる塩素が殺菌効果をもたらした可能性を指摘している。

“うがい”が、風邪の予防に効果があることはわかる。
しかし、興味深いことにヨード液などの“うがい薬”よりも、“水”の方が効果が高いようです。