「ローマ人の物語」
「鮮やかなモザイク画発見 古代ローマ遺跡から」(産経新聞)
→ http://www.sankei.co.jp/news/050118/bun023.htm
モザイク画は廊下とみられる遺構の壁にあり縦2メートル、横3メートルで、男たちがブドウを収穫し、酒にするため実を足で踏んでいる。踊りながら足踏みをしたり、空に向かって笛を吹く姿が躍動感あふれるタッチで描かれており、イタリアでは類例がない作品という。
塩野七生著 『ローマ人の物語』(1)より。
知力では、ギリシャ人に劣り、
体力では、ケルト(ガリア)やゲルマン人に劣り、
技術力では、エトルリア人に劣り、
経済力では、カルタゴ人に劣るのが、
自分たちローマ人であると、少ない資料が示すように、ローマ人自らが認めていた。
それなのに、なぜローマ人だけが、あれほどの大を成すことができたのか。一大文明圏を築きあげ、それを長期にわたって維持することができたのか。
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
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