NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

「国立天文台vs文部科学省」

「小学生の4割『太陽が地球を回ってる』国立天文台調査」(朝日新聞)
 → http://www.asahi.com/science/update/0920/001.html

小学生の4割が「太陽は地球の周りを回っている」と思い、3割は太陽の沈む方角を答えられないことが、国立天文台の縣(あがた)秀彦・助教授らのアンケートで分かった。回答者はそれほど多くないが、身の回りの天文現象への関心や知識が薄れている傾向が見て取れる。21日から盛岡市で始まる日本天文学会で発表される。

「天文知識:小学生の4割は『天動説』天文台助教授ら調査」(毎日新聞)
 → http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20040921k0000e040016000c.html

 縣助教授は2002年施行の現行の学習指導要領では、地上から見た太陽、月、星の動きの観察といった天動説的な内容しか扱っていない点に問題があると指摘。次回の改定時には「太陽、月、地球が球体であることや、その全体像をきちんと教えるべきだ。地上から見た天体の動きと宇宙での位置関係を正確に理解できるようにしてほしい」と話している。

「天文知識:『地動説は中学で教える』文科省次官が反論」(毎日新聞)
 → http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20040923k0000m040053000c.html

 小学4〜6年生の約4割が「太陽が地球の周りを回っている」と答えた国立天文台などの調査結果について、文部科学省の御手洗康・事務次官は22日、「学習指導要領では、中学校で科学的にきっちり教えるようになっている」と反論した。


“学習指導要領”以前に、一般常識としての家庭の問題ではなかろうか。


国立天文台』 http://www.nao.ac.jp/
文部科学省』 http://www.mext.go.jp/
『産経抄(9/23)』 http://www.sankei.co.jp/news/040923/morning/column.htm