NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

「懐疑精神」

「エイリアンの宇宙船残骸を発見=ロシアの科学者らが主張」(時事通信) - goo ニュース
 → http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20040812/040812065130.53j8y98.html

「ロシアのインタファクス通信の12日の報道によると、同国の科学者たちは100年近く前にナゾの大爆発が起きたシベリアのツングースカ地方でエーリアンの宇宙船の残骸を発見したと主張している。発表したのはツングースカ宇宙現象基金の科学者たちで、1908年にツングースカ川の近くに落下した、地球外生命のつくった装置の残骸を見つけたと言っている。」

にわかには信じ難いし、そもそも「ツングースカ宇宙現象基金」というのもなんだか怪しい。。。


“科学の良心”カール・セーガン博士は言います。

「懐疑精神を身につけるのに、高い学歴がいるわけはない。現に、例えば中古車を買うときには、たいていの人がこの精神を発揮しているではないか。懐疑精神を民主的に使おうと私が言う意味は、さまざまな主張を建設的かつ効果的に調べるための必須の道具として、みんなの道具箱にそれを入れておこうということなのだ。中古車を買ったり、テレビのCMを見て鎮痛剤やビールの品定めをしたりするときには、誰だって懐疑精神のお世話になっている。科学が求めているのも、それと同じくらいの懐疑精神なのである。」(『人はなぜエセ科学に騙されるのか』)