五月三十日 「気」と「振」 気とは人に負けぬ心でありて、恥辱のことを無念に思ふ処より起る意気張の事なり。振(しん)とは折角自分と心をとゞめて振立振起し、心のなまり油断せぬ様に致す儀なり。此気は生ある者にはみなる者にて、禽獣にさへこれありて、…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。