テレビの日

今夜はテレビが忙しい。

20時に大河ドラマ『八重の桜』が始まり、21時は日曜洋画劇場『聯合艦隊司令長官 山本五十六』。
22時には教育テレビで『日本人は何を考えてきたのか　大本教』。

山本（新島）八重、山本五十六ともに、幕末、薩長主導の新政府軍に対して徹底抗戦した旧幕府軍、奥羽越列藩同盟の会津、長岡の人。
反骨の義人。
もとい。
体制側、勝者の歴史から見れば反骨だが、彼らは真っ当に筋を通したまでである。

山本五十六が信奉した同郷の雄、越後の竜といわれた河井継之助は陽明学の徒である。おそらくは山本自身も。

　かれは行動的儒教というべき陽明学の徒であった。陽明学というのは、その行者たる者は自分の生命を一個の道具としてあつかわなければならない。いかに世を済（すく）うかということだけが、この学徒の唯一の人生の目標である。このために、世を済う道をさがさねばならない。学問の目的はすべてそこへ集中される。

──　司馬遼太郎（『峠』）

『八重の桜』　http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』　http://isoroku.jp/index.html
『日本人は何を考えてきたのか　第９回　大本教 民衆は何を求めたのか ～出口なお・王仁三郎～』　http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0106.html

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