おもしろきこともなき世をおもしろく
動けば雷電の如く発すれば風雨の如し、衆目駭然、敢て正視する者なし。
── 伊藤博文(『高杉東行晋作顕彰碑』)
慶応3年(1867)4月14日 高杉晋作 没
「高杉晋作150回忌墓前祭 太夫の舞奉納」(NHK NEWS WEB)
→ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010479111000.html
幕末の志士、高杉晋作の150回忌となる14日、墓がある山口県下関市の寺で墓前祭が行われ、晋作が遺書の中で希望していたとおり、太夫による舞が奉納されました。
高杉晋作は、幕末の長州藩で奇兵隊を結成し、討幕運動の中心として活躍しましたが、明治維新を目前に27歳の若さで亡くなりました。150回忌となる14日、晋作の墓がある下関市の寺、東行庵で墓前祭が行われ、奇兵隊の隊員の子孫やファンなどおよそ500人が焼香をして手を合わせました。
続いて、晋作が遺書の中で「自分の死後は墓前に芸者を集め三味線などを鳴らして供養してほしい」と希望していたことを受け、京都から招かれた太夫がしめやかな舞を奉納しました。また、遺書にあった晋作の望みをかなえ「奇兵隊開闢総督」と刻まれた墓碑銘も披露されました。
高杉晋作についての著書もある直木賞作家の古川薫さんは「晋作が願った2つのことが150年ぶりにかなったうれしい日です」と話していました。
「萩で晋作150年祭 30人功績たたえる 」(読売新聞)
→ http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20160409-OYTNT50205.html
「高杉晋作の人間味あふれるラブレター…萩博物館」(読売新聞)
→ http://www.yomiuri.co.jp/national/20160413-OYT1T50149.html
「高杉晋作没後150年、下関市各地で記念イベント 墓誌碑の除幕式も 14日から /山口」(毎日新聞)
→ http://mainichi.jp/articles/20160409/ddl/k35/040/391000c
おもしろきこともなき世を おもしろく(高杉晋作)
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