二月二十日 愛の足りない証拠
自分はこれほどまでに尽くしているのに、先方はそれほどまでに思っていないとうらむことは人の癖で、これは親子、兄弟、夫婦の間でもあることだが、先方も恐らく同じように思っているのではないか。人を愛してもその反響がないのは、自分の愛が足りない証拠だと知ること。自分の心づくしに感じる者がいないからと結論づけるのはあやまりで、これはまだ尽くす余地があるということを知らなければならない。
我が恩を仇にて返す人あらば
またその上に慈悲をほどこせ
── 新渡戸稲造(『一日一言』)
具合悪い。
こっそり行ってやろうかと企んでいたフットサルも諦める。
早く寝る。