一日一言
七月四日 天の前では皆平等
西暦一七七六年の今日、米国は独立を宣言して共和国をつくった。国家の組織形態は我が国とは根本から異なるが、人間の平等を認めたところは大いに参考になる。この世では、人の上下はなく、人間は皆平等である。この世の中に上下の階級があるのは、国を治めるためであり、国の事情によっては必要なことであるが、人間に区別はない。人はみな責任を負っており、役人も平民も、また高貴な者もそれぞれ自分にあった忠誠を尽くすべきである。
あがりたり又おちぶるゝ物と知り
つるべの水もむざと使ふな
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
と、諭吉にも曰く。
「されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。」
→ http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20130203
「『長州ファイブ』密航150周年、ロンドンで記念式典」(朝日新聞)
→ http://www.asahi.com/national/update/0704/SEB201307040002.html
幕末に長州の若者5人が英国に密航留学してから、今年で150周年になるのを祝う式典が3日夕(日本時間4日未明)、ロンドンであった。留学を日英両国の学術交流のスタートと位置づけ、両国の関係者が今後も学術交流を続けていくことを誓った。
伊藤博文ら「長州ファイブ」と呼ばれた若者たちの留学先となったユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)など英国側が主催した。
名称は「日英学術交流150周年記念事業式典」で、長州ファイブの子孫や日英両国の政府関係者ら約200人が出席。UCLのマルコム・グラント学長は「長州ファイブは命がけの行動をした。日英の素晴らしい歴史を祝福するだけでなく、未来に向け日英の大学や国の結びつきを強めることに意味がある」とあいさつした。
「『長州ファイブ』英留学から150年 安倍首相が大学側に感謝状」(産経新聞)
→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/130702/erp13070217140005-n1.htm
「日英学術交流を記念 長州ファイブの留学先」(静岡新聞)
→ http://www.at-s.com/news/detail/696035479.html
伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三のいわゆる、長州五傑。
と、幕末に思いを馳せる夜。
佐幕派ですが。。。
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