一日一言
六月十七日 死は待つもの
ぼんやりと考えていればこれほど恐ろしいものはないが、よくよく考えてみれば、これほど切ないものはないと思うのは、死である。深く考えれば鬼のようであるが、さらに深く考えてみると、これは天の使いではなかろうか。そうであれば、死はいつ来てもよいように、これを待たなければならないが、自分から死を迎えてはならない。
かほどまで偽多き世なれども
死ぬるばかりは偽でなし
- 作者: 新渡戸稲造,岬龍一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: 新書
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
- 作者: 新渡戸稲造,矢内原忠雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1984/10
- メディア: 文庫
- 購入: 15人 クリック: 104回
- この商品を含むブログ (174件) を見る