「慧海」
「河口慧海の日記見つかる 初のチベット潜入、克明に」(産経新聞)
→ http://www.sankei.co.jp/news/041223/bun057.htm
明治時代に日本人として初めてチベットに潜入し、当時の貴重な記録を残した僧侶である河口慧海の著作「西蔵旅行記」の基になった日記が、東京都内に住む慧海のめいの家で見つかった。
慧海は旅行記で国境の地名を伏せているため、ヒマラヤを越えてチベットに入ったルートは謎に包まれてきた。日記には地名が具体的に記されており、高野山大の奥山直司教授は「ルート解明につながる可能性があり、ヒマラヤ・チベット研究においても意義が大きい」と話している。
「困難に堪えて居る時分には非常な困難でも随分辛抱し易いが、安楽に慣れて居ると少しの辛抱すら辛いようになるものである。」(『チベット旅行記』)
- 作者: 河口慧海
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1978/06/08
- メディア: 文庫
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