NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

一日一言「正しい判断」

十一月十八日 正しい判断


 物事をするときに正しい判断ができないのは、自分の損得を考えるからである。ちょうど物を見るとき光の前に立って、自分の影で暗くするようなもの。自分の利益のみを考えずに物事を行えば、たいがいのことにはまどわない。


 我れとわが身をば心の縛り縄
    解けて嬉しき広き世の中


 われと云ふ人形つかふ者は誰ぞ
    事々物々に気を付けて見よ

── 新渡戸稲造(『一日一言』)


フリードリヒ・フォン・シラーに曰く、

勇敢なる男は、自分自身のことは最後に考えるものである。

noblesse oblige!


『2013年05月18日(Sat) noblesse oblige』 http://d.hatena.ne.jp/nakamoto_h/20130518

海外メディアが驚愕

「海外メディアが驚愕 ⇒ つくばエクスプレス、20秒早く出発して謝罪 『ニューヨークでは絶対に聞けない』『イギリスではあり得ない』」(HUFFPOST)
 → http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/16/tsukuba-express_a_23280224/

都心と茨城県を結ぶ「つくばエクスプレス」の列車が20秒早く出発したことを、鉄道会社が謝罪した。このことを海外メディアは驚きを持って報じている。


■車両が発車した後に「ドアが閉まります」

11月14日に千葉県流山市南流山駅に着いた電車。首都圏新都市鉄道によると、午前9時44分40秒に発車するはずだったが、9時44分20秒に発車してしまった。

同社は「大変ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪した。この件で乗客からの苦情はなかったという。

車両が発車した後に発車を知らせるメロディが鳴り、「ドアが閉まります」のアナウンスが流れた形になったと報じられている


■「ニューヨークの乗客が決して聞くことがないであろう謝罪」と驚愕する新聞も

この一件を、ソラニュース24(ロケットニュースの英語版)が報じたことを皮切りとなって、海外メディアでも続々と報じた。地下鉄の遅延が頻発することで知られるアメリカ・ニューヨークの新聞は、以下のような表現を用いた。

「史上でもっとも、過剰に反省された20秒だったのでは......」(ニューヨーク・タイムズ
「日本の鉄道会社は、ニューヨークの乗客が決して聞くことがないであろう謝罪を出した」(ニューヨーク・ポスト

また、イギリスの公共放送BBCオンライン版は、なぜか新幹線の写真とともに報道。このニュースが「ソーシャルメディアのユーザーを驚かせた」として、以下のようなツイートを紹介した。

「20秒早く出発しただけで謝罪する東京の鉄道会社は、日本の最高の美徳だ」(サンフランシスコのスタン・イーさん
「日本の電車の乗ったことがある人は、この話の意味が分かるだろう。なぜかイギリスではあり得ないけどね」(ロンドンのアンディ・ヘイラーさん

自分の「希望」と他者の「成果」

「自分の『希望』と他者の『成果』を比べている人は一生満たされない」(ライフハッカー
 → https://www.lifehacker.jp/2017/11/171115-dont-compare-your-imagined-accomplishments-to-other-peo.html

友人と私には、昔から悪い癖があります。一緒にクリエイティブなプロジェクトをたくさん作ってはつぶしてきた仲なので、自分たちの作品に似た新番組、映画、書籍を見るたびについ比較してしまうのです。そして、実際に世に出た作品の欠点をあれこれ指摘して、完成すらしていない自分たちの作品のほうが優れていたと自己満足することがよくあります。

教授をしているある友人は、学生さんとの面談中、こんなことがあったそうです。その学生はプリンストンの大学院への進学を希望しており「あなたに指導してもらいたいと思うほど、あなたは賢いと思えない」という趣旨の言葉を友人にほのめかしました。たしかにその学生はアイビーリーグ適格者であり、まだアイビーリーグに入っていないとはいえ、そこそこの学歴しか持たない教授の指導を受けていては自分の経歴を傷つけると考えたのでしょう(友人が博士号を取った場所を優しく教えたら、学生は落ち着いたそうですが)。

作家のJenny Offillは、小説『Dept. of Speculation』において、10歳年上のグループの集まりに参加した若い男性を描いています。彼は「我々の中にある妥協や行き詰まりの兆候を見逃さない」様子でした。彼が去ろうとしたとき、大人の1人がこう言います。「君の想像上の成果と我々の実績を比較する資格は、君にはない」

自分の夢や希望を、成果と勘違いしないでください。心の奥底ではあなたもわかっているはず。生きているうちに望むすべてを達成できるわけではないってことを。それでもやはり、未来への希望を自尊心に組み込まないのは困難かもしれません。特に若いうちは、あらゆる証拠があるにもかかわらず、自分が決めたすべてを達成できると思いこんでしまうこともあるでしょう。これは、詰め込みすぎのToDoリストや非現実的な目標設定による副作用の1つです。でも気をつけてくださいね。そのままでは、うぬぼれた愚か者と思われてしまいますよ。

夢は夢、実績は実績で比較しましょう。そして何より、自分と他者を比較するのはやめましょう。他者の人生観とあなたの人生観は、絶対に一致しないのですから。この基本的な思い違いを、心理学では「根本的な帰属の誤り」とよびます。ただ、これは双方向に機能するので安心してください。つまり、自分の希望と他者の成果を比較するのをやめれば、今よりずっと幸せになれるということ。想像上の成果を主張するのをやめましょう。同時に、ひそかな恐怖や不安を抱くのもやめましょう。

朝日新聞は“万死に値する”

朝日新聞のねつ造報道は“万死に値する”  - 私が朝日新聞を最も強い言葉で非難する理由 -」(BLOGOS)
 → http://blogos.com/article/258949/

まだ言うか、と言われそうだが、何度でも言う。朝日新聞は“万死に値する”、と。だいたい加計学園の問題について、朝日新聞のねつ造報道はあまりに酷い。取材に来た朝日新聞の記者にも改めて指摘したが、今年5月17日の「総理のご意向」報道に始まるマスコミの偏向報道、ねつ造報道は度を越している。

5/17朝日新聞は一面トップで「加計学園の新学部「総理のご意向」 文科省に記録文書」との見出しで大々的に報道したが、「総理のご意向だと聞いている」だけを切り取って、大事な「戦略特区諮問会議の決定なら、議長が総理なので、総理からの指示に見えるのではないか」という核心部分を隠蔽した。

こうしたねつ造報道に象徴されるように、朝日新聞は手元にある「文科省文書」の一部だけを切り出して、逆に核心部分を隠蔽して、あたかも総理の意向があったかのように事実を歪曲した報道を繰り返した。そろそろ反省しているかなと思っていたら、今月11日朝日新聞朝刊に問題の社説が掲載されたのだ。

朝日社説は、-「加計」開学へ これで落着とはならぬ - と題して、「来春開学の見通しになったからといって、あの「総理のご意向」をめぐる疑いが晴れたことには、まったくならない」。そして、加計理事長の国招致を求めた上で、「「どうせ国民は忘れる」と高をくくってもらっては、困る」を続く。

おいおい(怒)。自分のねつ造報道で拡大した風評を自ら取り上げ、「あの「総理のご意向」をめぐる疑い」としゃあしゃあと繰り返し、まるで安倍総理が「どうせ国民は忘れる」と高をくくってるかのように印象操作を繰り返す。これが、私が「考え得る最も厳しい言葉で非難した」(毎日新聞)背景である。

なお、言葉遣いについては、私も適切であったとは思っていません。しかし、「日本死ね」が許容される国会の現状、それが流行語大賞に選ばれるメディアに対する“異議申し立て”として、敢えて使わせていただいた。民進あほ、を繰り返すのと同じように、問題提起の一つの方法としてご容赦をいただきたい。

マスコミの取材では、ツイートを削除しないのか、撤回しないのか、謝罪しないのか、と繰り返し問われていますが、しません、と回答している。もちろん、朝日新聞がねつ造報道について、山尾議員が「日本死ね」を国会で取り上げたことにについて、謝罪し撤回すれば、私も撤回する。

当たり前ですよね。

朝日新聞と私の40年戦争

朝日新聞と私の40年戦争

朝日新聞がなくなる日 - “反権力ごっこ

朝日新聞がなくなる日 - “反権力ごっこ"とフェイクニュース -

「若者よ、海外へ出でよ」

「【主張】大谷の渡米表明 『若者よ、海外へ出でよ』」(産経新聞
 → http://www.sankei.com/column/news/171114/clm1711140001-n1.html

 日本ハム大谷翔平選手が米大リーグへの挑戦を表明した。投げては国内最速165キロの快速球で三振の山を築き、打っては昨季22本塁打の長打力を誇る。漫画の主人公のごとき二刀流が本場でどう開花するか。興味は尽きない。

 大リーグ挑戦を表明した日本記者クラブの会見では球界、球団、ファンから報道陣にまで感謝の弁を述べて「一番の選手になりたい。目指したい」と語った。23歳、若き好漢の成功を応援したい。

 大谷の二刀流については、多くの専門家が懐疑的だった。どちらかに集中していれば、もっと大成していたかもしれない。

 大谷自身、会見で「それも含め自問自答してきた」と明かしている。それでも結果が周囲を黙らせてきた。何より、ファンの後押しがあった。発展途上にある大器の夢を、新たな大舞台でともに見続けられることは、ファンならずとも幸せである。

 大リーグでは野茂英雄が切り開いた道をイチロー松井秀喜が押し広げ、ダルビッシュ有田中将大がエースとして活躍している。サッカーの日本代表では大半の選手が海外クラブに所属している。ゴルフの松山英樹やテニスの錦織圭は世界のトップランカーだ。

 若者の内向き志向が指摘されて久しい。

 2010年のノーベル化学賞受賞者、根岸英一・米パデュー大学特別教授は受賞会見で「若者よ、海外へ出(い)でよ」と述べた。

 だが、日本学生支援機構の調査によれば、大学などが把握している日本人学生の海外留学は15年度で8万4456人(前年度比3237人増)で、調査開始の09年度以降、増加を続けている。

 こうした傾向に、トップアスリートの雄飛が影響しているとすれば理想的である。大谷の活躍が、さらに拍車をかけてくれるかもしれない。

 もう一つ、野球人気の復興にも期待したい。米国から輸入されたベースボールは、野球として日本に根付いた。長く男児の好きな競技は野球であり、将来の夢は野球選手である時代が続いたが、今ではサッカーやバスケットボールに押され気味である。

 グラブやバットなどの用具を必要とし、広場が失われる中、大谷らの活躍に少年が夢を広げてくれれば最高である。


手前味噌。





ホンダの不思議力

「【書評】「常識覆す大発見」導く力 『技術屋の王国 ホンダの不思議力』片山修著」(産経新聞
 → http://www.sankei.com/life/news/171112/lif1711120025-n1.html

 私たちが知るホンダの正式名称は本田技研工業である。

 四輪のF1グランプリ、二輪のロードレース世界選手権など、レースで大活躍したのも、自動車の排出ガスの一酸化炭素炭化水素、窒素酸化物をいきなり10分の1にせよという極めて厳しい米国の排ガス規制法を世界で初めてクリアしたのもホンダだった。

 「すべての人間は技術の前に平等」とは創業者、本田宗一郎の言葉だ。

 だが、本書が主に扱うのは自動車でもバイクでもなく、富裕層向けの小型ジェット機ホンダジェット」である。責任者がまず最初にやったのは、実現不可能とも思える目標を掲げることだった。

 「シビックに羽根をつけたような飛行機を作ろう」

 自動車やバイクのエンジンしか知らない“素人”が、イチからジェットエンジンに取り組むのだからあきれる。飛行機の機体を作った経験のある社員はひとりもいなかった。

 ライバル会社のトヨタから、鳥人間コンテストに熱中していた人間を引き抜いた。

 大学で航空力学を専攻していた若手を集め、アメリカの大学に100万ドルの寄付をして機体づくりのイロハを教えてもらった。

 本書の白眉は、機体チームのリーダーである藤野道格(みちまさ)が、主翼上にエンジンを配置したことだろう。

 通常、航空機のエンジンは主翼の下に配置される。上におけば空気抵抗が大きすぎると考えられたからだ。

 だが、主翼上のごく狭い領域に配置すれば、空気抵抗は増すどころか、むしろ小さくなることが判明した。

 常識を覆す大発見だった。

 小型ジェット機の研究開発のスタートが1986年。製品化に必要なFAA(米連邦航空局)の型式証明書を得たのが2015年。およそ30年の歳月が流れた。

 自動車、オートバイだけでなく、世界初の二足歩行ロボット「ASIMO」やジェット機まで開発してしまうホンダ。その「不思議力」は、個性的な技術者たちの仕事を超えた執念と、気が遠くなるほどの時間が生み出すことを、本書は教えてくれる。(東洋経済新報社・2000円+税)

技術屋の王国

技術屋の王国

ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡

ホンダジェット: 開発リーダーが語る30年の全軌跡

定本 本田宗一郎伝―飽くなき挑戦 大いなる勇気

定本 本田宗一郎伝―飽くなき挑戦 大いなる勇気

一日一言「『義』と『恩』」

十一月十二日 「義」と「恩」


 生きることを考えないことが勇気がある者と思うのは、生きることも勇気もわかっていないからである。生きるということは重いものと思わなければならない。しかし、生きることより大切なことは、義と恩である。義を尽くすことや人の恩にくらべれば、生きることはやさしい。義でも恩でもないことに命を投げうつことは、狂犬病にかかった犬のすることに等しい。


 恩のため捨つる命はかるからず
   外のことには命捨つるな

── 新渡戸稲造(『一日一言』)

 「義を見てせざるは勇なきなり」は、真にわれわれ道徳上の臆病者を奮起せしめるに足る名言だが、同時にしばしば濫用されて軽挙妄動のキッカケになる言葉でもある。要は眼前の事柄が義なりや否やの判断である。

── 穂積重遠(『新訳論語』


松陰先生、かく語りき。

死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし

生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし

吉田松陰全集 全10巻+別巻

吉田松陰全集 全10巻+別巻