百名山
明日は毎年恒例、高校時代の仲間と百名山巡り。
今年は雌阿寒岳。
日本人ほど山を崇(たっと)び山に親しんだ国民は、世界に類がない。国を肇(はじ)めた昔から山に縁があり、どの芸術の分野にも山を取扱わなかったものはない。近年殊(こと)のほか登山が盛んになって、登山ブームなどと言われるが、それはただ一時におこった流行ではない。日本人の心の底にはいつも山があったのである。
- 作者: 深田久弥
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04
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