「リベラルであること」
「100分 de 名著『大衆の反逆』オルテガ」
→ http://www.nhk.or.jp/meicho/」
第2回 リベラルであること
【放送時間】
2019年2月11日(月・祝)午後10時25分~10時50分/Eテレ
【再放送】
2019年2月13日(水)午前5時30分~5時55分/Eテレ
2019年2月13日(水)午後0時00分~0時25分/Eテレ
※放送時間は変更される場合があります
【指南役】
中島岳志(東京工業大学教授)…著書『保守と立憲』『保守と大東亜戦争』等の著書で知られる政治学者。
【朗読】
田中泯(舞踊家)
【語り】
小口貴子
オルテガは、大衆化に抗して、歴史的な所産である自由主義(リベラリズム)を擁護する。その本質は、野放図に自由だけを追求するものではない。そこには「異なる他者への寛容」が含意されている。多数派が少数派を認め、その声に注意深く耳を傾けること。「敵とともに共存する決意」にこそリベラリズムの本質があり、その意志こそが歴史を背負った人間の美しさだというのだ。そして、自らに課せられた制約を積極的に引き受け、その中で存分に能力を発揮することこそが自由の本質だと主張する。第二回は、オルテガの思想を通して、自由やリベラリズムの本質を明らかにしていく。
オルテガ『大衆の反逆』 2019年2月 (100分 de 名著)
- 作者: 中島岳志
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: ムック
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