NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

「子母澤寛 無頼三代 蝦夷の夢」

健康診断の空き時間で『道立文学館』。
新選組オタク、佐幕派には外せない子母澤寛の特別展。
道内出身で高校の先輩でもある。


子供ながらに背伸びして読んだ『新選組始末記』を始めとする新選組三部作や勝小吉・海舟親子を描いた『親子鷹』。
座頭市』の方が有名か...。
読み返そ。



「<北海道命名150年>没後50年 子母澤寛 無頼三代 蝦夷の夢」(北海道立文学館)
 → http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html

会期:2018年4月20日(金)~6月24日(日)

 日本を代表する時代小説家・子母澤寛(1892〜1968年)。 北海道厚田村(現石狩市)生まれ。私立北海中学校(現北海高等学校)、明治大学法学部を卒業。釧路の地方紙などで働いた後、読売新聞社東京日日新聞社(現毎日新聞社)などで活躍しました。
 代表作に『国定忠治』『笹川の繁蔵』『弥太郎笠』『駿河遊侠伝』などの遊侠・股旅もの、転換期の人物群像に迫る『新選組始末記』『勝海舟』などの幕末・維新もの、含味豊かな随筆集『ふところ手帖』(「座頭市物語」収録)『愛猿記』『味覚極楽』などがあります。祖父・梅谷十次郎は箱館戦争敗残の武士で、その回顧談が子母澤文学の源泉となりました。
 没後50年の本展ではその全業績を紹介し、異父弟で夭折の天才洋画家の三岸好太郎(1903 〜1924年)との関わりにもふれます。また厚田三部作といわれる「蝦夷物語」「厚田日記」「南へ向いた丘」などの作品をとおして薄明の北の大地で格闘した人々の事跡を追想します。

『北海道立文学館』 http://www.h-bungaku.or.jp


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