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NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

安吾・ニーチェ・シュタイナー

仕事帰りに新刊数冊。


価値観の揺らぐ時代にこそ読むべき、178の名言!

「太平洋戦争敗戦。焦土と化した日本で、人々は食うものも着るものもなく、まして未来を描くこともできず、世界から難破したような状態だった。いかに生きるか。いかに食うか。そんな切羽つまっている時、『堕ちよ! 』と人々に向けて声を発した男がいたのだ」(「はじめに」より)


作家・坂口安吾は、敗戦後の1947年に発表した『堕落論』で、一躍、時代の寵児となる。
その「言葉の力」が、価値観が一変した世の中で戸惑う人々に勇気と活力を与えたのだ。

いま、時代は新たな価値観の転換期を迎えている。
そんな時代に、あらためて、乱世のコピーライター・坂口安吾の「言葉の力」が甦る。
本書は、膨大な安吾著作から178のフレーズを抜粋。
「言葉の力」が「生きる力」を与えてくれる!


【目次より】
・人生はつくるものだ。必然の姿などというものはない
・個人の自由がなければ、人生はゼロに等しい
・人は必ず死なねばならぬ。これのみが力の唯一の源泉である
・人間は、国家繁栄のためにギセイになってはならぬ
・素朴や静寂に徹するよりも、むしろ俗悪に徹することだ
・家の制度があるために、人間は非常にバカになる
・夫婦は愛し合うとともに憎み合うのが当然である
・小説の精神は常に現世に反逆的なものである
・人間は何をやりだすか分らんから、文学がある
・日本精神を意識することは危険である
・恋なしに、人生は成りたたぬ。所詮人生がバカげたものなのだから


ニーチェの思想は、青年時から晩年まで、シュタイナーに影響を与え続けた。シュタイナーは、同時代人の孤高の哲学者ニーチェの根本思想である「永劫回帰」「超人」「ディオニュソスの叡智」を論じることで、人間における形而上学的可能性の極を示そうとする。シュタイナー思想のの展開上の結節点とも呼ぶべき重要作である。


中島義道氏(哲学者)推薦
「本書は、あらゆる難解な哲学書に対して胡散臭さを覚え、しかも知的好奇心旺盛な人々にうってつけである」(本書解説より)


何もないことだってありえたはずなのに、なぜ世界は「ある」のか?
著者は広大な知的世界をさまよう探偵となり、答を求めて哲学者/物理学者/神学者/文学者との対話を重ね、
謎の核心に迫っていく。善のイデアから神、数学、情報、量子ゆらぎまでの、いったい何が事物をあらしめるのか。
2012年〈ニューヨークタイムズ・ブックレビュー・オブ・ザ・イヤー〉に選ばれた、考える楽しみを存分に味わわせる1冊。