NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

人生をトシで決めない

「【産経抄】人生をトシで決めない 9月19日」(産経新聞
 → http://www.sankei.com/column/news/160919/clm1609190003-n1.html

 きょうは敬老の日。11年前のこの日のコラムのテーマは、「老若の戦い」だった。ちょうど旧民主党の代表選が行われ、前原誠司氏が勝利を収めたばかりだった。若手や中堅から推された当時43歳の前原氏は、「時計の針を逆に回してはならない」と世代交代を訴えていた。一方、敗れた菅直人氏を支持する勢力が強調したのは、ベテランの実績だった。

 15日に投開票が実施された民進党代表選も「老若の戦い」と言えなくもない。もっとも今回、「老」の役割を演じたのは、豊富な経験と政策能力をアピールした前原氏の方だった。結局清新さを前面に出した、48歳の蓮舫氏に敗れ去る。

 もちろん、若ければいいというわけでは決してない。「私は人生というものを、トシで決めたことはない」。日本初の女性報道写真家、笹本恒子さん(102)の名言である。

 写真家の助手をしていた昭和14年、首相官邸平沼騏一郎首相のネクタイを直すと、首相の首を絞めたと話題になった。マッカーサー元帥夫妻に「エクスキューズ ミー」と話しかけて、撮影に成功したこともある。

 こんなエピソードに事欠かない笹本さんは、長いブランクを経て71歳で活動を再開した。ただし、96歳まで年齢を誰にも明かさなかった。若く見られたいからではない。高齢を理由に仕事の信用を失うことを恐れたのだという。

 今も現役を続ける笹本さんに先週、吉報が届いた。「写真界のアカデミー賞」といわれている、米国の「ルーシー賞」の受賞が決まった。授賞式は10月23日、ニューヨークで開かれる。テレビの取材やパーティーに出席するとき、手作りの洋服をよく着ているそうだ。今頃は、授賞式で身につける、服やアクセサリーを思案中だろうか。

「102歳の女性報道写真家、笹本恒子さんに米ルーシー賞」(産経新聞
 → http://www.sankei.com/life/news/160916/lif1609160027-n1.html


時間は・・・

時間は夢を裏切らない・・・

時間は決して僕の夢を裏切らない・・・

って・・・そう信じてたんだ

だから

僕の夢も時間を裏切ってはならない義務がある!!

そう信じて何が何でも・・・

── 星野鉄郎(『銀河鉄道999』『未来軌道』)