2016-03-31 一日一言「まずは動機から」 三月三十一日 まずは動機から 物事を手掛けるにあたっては、動機を正しく理解しなければならない。この事業を始めるのは何のためか、名を売って利益を得るためか、世に誇るためか、他人をはずかしめるためか。その動機が正しいものであれば、成功や失敗を考えずに行え。 引きそめし心のままに梓弓 思ひかへさで年も経にけり (源頼武) よきにつけ悪しきにつけて思ふべし こころに誠ありやなしやと ── 新渡戸稲造(『一日一言』)