NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

数冊

仕事帰りに数冊。


チャーチル名言録

チャーチル名言録

政治家にして文学者。
没後50年、今もなお真の保守主義者として敬愛されるチャーチルが遺した珠玉の名言100。

第二次世界大戦から戦後の冷戦期というきわめて厳しい時代を、国家指導者として闘いぬき、もっとも偉大な人物として今も英国人から敬愛の念をもって語られる大政治家チャーチルは、政治家としてはただひとり、その回想録によってノーベル文学賞を受賞した、生粋の文章家・文化人でもあった。

いま日本は、各国間・各勢力間とのせめぎ合いのなか、厳しい選択と国家運営をせまられている。
われわれ国民もまた、閉塞した経済状況と長い「戦後」のなか、本来あるべき生き方を見失っているかにみえる。

本書では、選びぬかれたチャーチルの至言をまとめあげるとともに、それらを当時の政治的・文化的文脈から英国政治史・文明史研究の泰斗、中西輝政氏が解説を施す。
人生の指針、生き方の指針、今の時代を生き抜く指針として、これ以上ない一書となりうるのではないか。

●過去をさかのぼればさかのぼるほど、遠くの未来が見えるものだ。
●私は行動することは決して恐れない。唯一恐れるのは行動しないことだ。
●実際のところ、民主主義は最悪の政治形態と言っていい。ただし、これまで歴史上、試されてきたそれ以外のあらゆる政治形態を除けば。
●戦争するよりはまだ、議論を戦わせるほうがましだ。
●私の最も卓越した功績は、妻を説得して私と結婚させたことである。…etc.


圧巻の472ページ! 人類の叡智を一気に読める唯一の本。

読まずにぼんやり死んでいくなら、読んでもがいて生きていきたい!

ソクラテスの弁明』『君主論』『人間不平等起源論』『死に至る病』『悲劇の誕生』『エロティシズム』『人間の条件』『悲しき熱帯』…… タイトルだけは知っているという人は多いはず。
そして、のほほんと生きていたら、ほとんどの人は死ぬまで読むことがないでしょう。
しかし、それって人生においてとんでもない損失なのでは……!?
歴史に試されながら今なお読み継がれているこれらの著作は、まさに人類の叡智の結晶。
読んで少しでも血肉するか、しないかで、人生の密度は大きく違ってくるはずです。

「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよく、満足した馬鹿であるより不満足なソクラテスであるほうがよい」
――『功利主義論』J・S・ミル

本書は、そうしたコンセプトのもと、社会を、そして人生を豊かにする50冊の名著を厳選、解説しています。


知識がなくてもどんどん読める! 哲学入門の決定版!

「哲学書は難しい」と敬遠する人も多いでしょう。
事実、哲学書には本当に難しい作品がたくさんあります。
そもそも哲学者=文章の達人ではないし、独善・独断で書き散らす哲学者も少なくないというのも理由の一つです。
だから、「読んで理解できないのは自分がバカなのでは!?」と自信喪失する必要はありません。
とはいえ、本書では歴史的な背景や専門用語を徹底的にフォロー、 高校生レベルの知識でも理解できるように内容を噛み砕き、哲学名著50冊の要点を的確に紹介します。
プラトンからデリダまで、「そうだったのか! 」と膝を打つ解説の連続です!


PORSCHE PRIDE&PROGRESS 偏愛グラフィティ

PORSCHE PRIDE&PROGRESS 偏愛グラフィティ

 なぜ今、あらためて私たちがポルシェに注目するのか。 それは2016年がポルシェ、ポルシェウォッチャーそしてポルシェオーナーにとって、 大きな意味を持つ。その筆頭はラインナップの充実だ。コンパクトSUVマカンを投入したことで、増産化が加速し、2015年の世界販売台数はポルシェ初の22万台。スポーツカー専業メーカーでは圧倒的な生産台数を誇ることとなった。着実にポルシェオーナーが世界中で増えている現実だ。さらにストロングハイブリッドでのル・マン参戦は、2年目にして優勝。HV、エンジン、シャシーを含めた圧倒的技術の融合の強さを世界に知らしめた。そして「環境制約と走りの融合」を市販車において、ポルシェオーナーをうならせるほど磨き上げたことで、各車種の出来上がりの良さが大きく評価されたのも2015年モデルだった。 その輝かしい評価の反面、VW不正問題が露呈したのも2015年。ポルシェはVWグループの一員だ。グループ全体の危機を筆頭となり、存続のアピールをしなくてはならないのもポルシェの役目だろう。この意味でもポルシェは変革の年となった。 ポルシェに課せられたミッションは、「一番から圧倒的な一番へ」。その大きな変革をあらゆるカタチで示したターニングポイントの年なのである。 それを踏まえて、やっぱり通説通りに「いまのポルシェが最良のポルシェ」なのか。それを問いかけながら、吟味・試乗する二人のレジェンド・ドライバー。あのニュルブルクリンクを「タイヤ開発の聖地」にした男、黒澤元治と、「ポルシェ911」からドライビングの真髄を学び取った中谷明彦である。明快な答えがこの1冊にある!