ラムラム忌
「武井武雄の油絵発見 岡谷・イルフ童画館収蔵資料から」(信濃毎日新聞)
→ http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160108/KT160107ATI090010000.php
岡谷市出身の童画家武井武雄(1894〜1983年)の作品を収蔵する市イルフ童画館は7日、収蔵する資料から、武井が東京美術学校(現・東京芸大)に入学した当時に描いた油絵が見つかったと発表した。武井の作品と確認されている油絵は、東京芸大が所蔵する自画像のみ。発見した学芸員の河西見佳(みか)さん(35)は「武井の童画のベースにある高い画力は、若い時から身に付けていたものだったことを証明する作品」と話している。
作品は縦44センチ、横59・2センチ。手前に木が並んだ畑を描き、遠くに製糸工場を思わせる赤れんがの建物が存在感を放っている。木の根元から伸びる影や、微妙に変化する空の雰囲気の表現に技術の高さがうかがえるという。制作年は右下に書かれている数字から1914(大正3)年とみられるが、どの場所を描いたかは特定できていない。
童画館は、市が2007年に武井の遺族側から寄贈された原画などの資料を収蔵。昨年11月、もともと岡谷市の生家にあった資料を整理したところ、木製の筒の中に丸められた状態で見つかった。絵の右下にある「T・TAKEI」のサインの筆跡から武井の作品と確認。都内の専門業者に依頼し、昨年末に修復を終えた。
童画館によると、武井は美術学校在学時と、卒業して童画を描き始めるまでの数年間だけ油絵を描いた。しかし戦時中の空襲で、都内に構えていたアトリエとともに油絵はほとんどが焼失したという。山岸吉郎館長(62)は「洋画家としての志が伝わる作品だが、丸めていた保管の方法からは、洋画と『決別』する決意も感じられる」と話している。
童画館は2月26日〜4月11日に開く企画展でこの油絵を公開する。
「武井武雄に2点目油彩画 イルフ童画館で発見、来月公開へ」(長野日報)
→ http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=36036
今日はラムラム王、ラムラム忌。
昭和58年(1983)2月7日 武井武雄 没
国立国会図書館デジタルコレクション より。
読めます!
『ラムラム王』 (近代デジタルライブラリー) http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1170079
『赤ノッポ青ノッポ』 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1168980
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『武井武雄 - Wikipedia』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E4%BA%95%E6%AD%A6%E9%9B%84
『イルフ童画館』 http://www.ilf.jp/
『銀貨社』 http://www.mars.dti.ne.jp/~ginka/
『コドモノクニ』(国立国会図書館国際子ども図書館) http://www.kodomo.go.jp/gallery/KODOMO_WEB/index_j.html
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