一日一言「人より受けた恩義」
五月十一日 人より受けた恩義
資金を借りていても、商売が繁盛すると、この成功は自分の力だと手柄にし、学問の道を極めれば、教師の恩を忘れて自分の力だと誇る。病気が治れば医師や看護をしてくれた人のお蔭であることを忘れ、自分が養生したからだと思う者がいるが、人から受けた恩は決して忘れてはならない。
おのが目の力で見ると思ふなよ
月の光で月を見るなり
- 作者: 新渡戸稲造,岬龍一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: 新書
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人から受けた恩は、忘れてはならない。
人に施した恩は、忘れなければならない。