困難を避けない方がいい理由
「困難を避けない方がいい8つの理由」(IRORIO)
→ http://irorio.jp/sophokles/20140305/117953/
人間、楽な方に流されがちだ。「楽できれば、その方がいいじゃん」と思うのは、個人の自由だ。しかし、困難に立ち向かってこそ得られる、素晴らしいものもある。
アメリカのサイト「Shot of Insight」は、「あえて違う人間になろう」をスローガンに、勇気ある生き方を応援しているサイト。そこの主宰者であるWebライターのSebastioan Eguezは、人が困難に立ち向かうべき理由を、8つ挙げている。
1. 人間的に成長できる
人間は同じ環境の中にいては成長しない。小さな例で言うなら、行ったことのないレストランに行ったり、外国に行ったりするのも成長のきっかけだ。知らない人や場所、モノに触れるのは楽じゃないかもしれないが、それが人間を成長させてくれる。
2. より良い人間になれる
うわべだけの「いい人」になるのは楽だが、本当に良い人間になるのは困難。例えば、あなたを傷つけたことのある人が、今困っているとしたら、助けの手をさしのべられるか? これは難しい。でも、それができた時には、あなたは本当の良い人間になっているはず。
3. 一歩抜きん出た存在になれる
誰もが嫌がる仕事を、自分から進んでやるのは楽じゃない。だけど、それをあえてやることで、あなたは目立つことができる。周囲から評価される。
4. 健康になれる
楽ばかりしてると、不健康になりやすい。例えば外食。自炊するよりダンゼン楽だが、栄養的にはよろしくない。エクササイズやスポーツも同じこと。
5. 頭が良くなる
困難に立ち向かう時、人間の頭はフル回転する。何とかしようと、いろいろな方法を考える。これが人間の頭を良くする。勉強ができるようになる、なんてことじゃないよ。人生に役立つ知恵が身につくということ。
6. いろいろなものを生み出す人間になれる
これは、サイト「Shot of Insight」を主宰するSebastioanの経験から言えることのようだ。困難に進んで立ち向かう人は、生産性が高い(Productive)人が多いそう。
7. 価値ある人になれる
困難に立ち向かう人は、周囲から一目置かれる。本当の意味で尊敬される。社会で価値ある人になれる。
8. より幸せになれる
困難を乗り越えることほど、気分がよいものない。
There is no such thing as a problem without a gift for you in its hands.
You seek problems because you need their gifts.
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いかなる種類や程度のものであっても、困難は君達に何かを与える。
君達は、言うなれば、困難さを捜しているのである。
困難さが与えてくれるものには、価値があることを知っているからである。
── リチャード・バック著(村上龍訳) (『イリュージョン』)
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