NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

書店と古書堂と

歯医者の帰りに近所の本屋


本を数冊。


いずれいずれと、のびのびで買わずにあった小室直樹を2冊。

日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー

日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー

政治無知が日本を滅ぼす

政治無知が日本を滅ぼす


安吾夫人“クラクラ”繋がりで気になっていた『ビブリア古書堂の事件手帖』のドラマでチラッと出ていた加田伶太郎福永武彦)の推理小説と。

昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集 (扶桑社文庫)

昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集 (扶桑社文庫)


遅まきながら、今更ながら、恥ずかしながらこのドラマでスピン(しおり紐)が付いている文庫は新潮文庫とだけだということに気が付いた。(星海社文庫もらしい)
ずっと気になっていた上部の裁断が揃っていない(天アンカット)のは、このスピンのせいだ。
スピン無し、天アンカットの岩波文庫はなぜかと調べると、フランス装の雰囲気を出すためのこだわりらしい。


本は中身にしか興味が無かったけれど、装幀も奥が深いのね。



『ビブリア古書堂の事件手帖』(公式サイト) http://biblia.jp/
『ビブリア古書堂の事件手帖 』(フジテレビ) http://www.fujitv.co.jp/biblia/
『新潮文庫とは?』(新潮社) http://www.shinchosha.co.jp/bunko/about/
『新潮文庫のささやかな秘密。』(ほぼ日刊イトイ新聞) http://www.1101.com/shincho/05-04-18.html
『文庫豆知識』(岩波文庫) http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/mametisiki.html


ちなみに来週の“ビブリア”、クジミンの『論理学入門』らしいが。
マイナー過ぎる。。。

 (古本屋は)本たちの墓場だという。けれども、そこへ足を踏みいれれば、なん十年来、棚に立ちつくしていた本たちは、いっせいに振りむいて、まだ死んでいない表情を示すのである。そして私を無縁の書生と知れば、再びもとに復するけれど、たまには互いに求めいたとわかって、百年の歳月をとびこえることもあるのである。

── 山本夏彦(『何用あって月世界へ』)

クラクラ日記 (ちくま文庫)

クラクラ日記 (ちくま文庫)