NAKAMOTO PERSONAL

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沖縄、法王の見解

nakamoto_h2009-11-05

ダライ・ラマが沖縄で講演『米軍基地が必要な時期続いている』」(産經新聞
 → http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091105/plc0911051826013-n1.htm

 来日中のダライ・ラマ14世は5日、那覇市内で「平和と慈悲の心」と題する講演会を行い、この中で、沖縄県内の米軍基地問題に触れ、「米軍の基地がまだ必要とされる時期が続いている」と述べた。
 講演会は地元メディアが主催したもので、参加者の質問に答えた。
 ダライ・ラマは「(基地の存在は)長い目で見るなら、なくならなければならない」としながらも、「グローバルなレベルで考えないといけない」と、まだその時期ではないと説いた。
 ダライ・ラマは「アジアを見ると、北朝鮮では核開発が進み、中国も超大国で、世界のために建設的な貢献ができるはずだが、先が見えない」と、中国や北朝鮮を牽制(けんせい)。その上で、「米国は民主国家であり、自由をうたい、正義をスローガンにしている」と米国への期待を示唆。こうした現状から、「沖縄の地域だけを考えるのではなく、世界的な視野に立った考え方をしていかないといけない」とし、「米軍の基地がまだ必要とされる時期が続いていると思う」と重ねて強調した。
 また、米兵との間で起きるさまざまな問題については、「問題があることは認識しているが、法律的に取り締まる方向に努力していかないといけない」と述べるにとどまった。


法王のことば。
「沖縄の地域だけを考えるのではなく、世界的な視野に立った考え方をしていかないといけない」