NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

「反抗期・競争原理」

 『産経抄』 http://www.sankei.co.jp/news/041005/morning/column.htm

 中学生たちの人生に“反抗期”が消えているという調査結果に、しばし考え込んだ親御さんは少なくなかっただろう。教育シンクタンクの「ベネッセ未来教育センター」の調査では、中学生の八割が“親子円満”と回答したという。

 ▼親を肯定的にとらえ、家庭が円満という子供たちの回答を、悪くとることはない。文句をつける筋合いはないのだが、しかし親や家庭への反抗期は、子供が精神的に自立する上で不可欠な過程だという。その反抗期固有の傾向がうかがえないとなると、これはこれでまた心配であるそうだ。

「『子どもにも競争原理を』 文科相、学力調査見直しも」(産経新聞)
 → http://www.sankei.co.jp/news/041005/sei062.htm

 文科相は「前回、政務次官を拝命してから13年がたつが、日本人が外国人に負けていることを痛感した。頑張らないと日本は大変なことになる。これまでの教育は競争しない方がいいという風潮があった」と強調。

 「現実の社会に出ると非常に厳しい競争にさらされる。ギャップを感じ就職しても辞める人もいる。21世紀の日本が世界の中でごしていくためには、競い合う気持ちが大事だと分からせたい」と述べた。

行き過ぎた“ゆとり教育”の歯止めとなることを期待します。


「真実の自由、自由人は常に反逆人たらざるを得ないものである。」(安吾)

『「学校教育に対する保護者の意識調査」 速報データ』(ベネッセ) http://www.benesse.co.jp/bckyouiku/