NAKAMOTO PERSONAL

空にある星を一つ欲しいと思いませんか? 思わない? そんなら、君と話をしない。

拒絶に負けない自分を作る。

教育テレビの『スーパープレゼンテーション』が面白い。

「What I learned from 100 days of rejection 私を変えた『拒絶チャレンジ』ジア・ジアン」
 →  http://www.nhk.or.jp/superpresentation/pastprogram/170413.html

メッセージ
When you get rejected in life, when you are facing the next obstacle or next failure, consider the possibilities.

拒絶されたとき、壁にぶつかったとき、失敗したとき、逃げずに、新たな可能性としてとらえてみてください。


プレゼンテーション英文
Jia Jiang: What I learned from 100 days of rejection When I was six years old, I received my gifts. My first-grade teacher had this brilliant idea. She wanted us to experience receiving gifts but also learning the virtue of complimenting each other. So she had all of us come to the front of the classroom, and she bought all of us gifts and stacked them in the corner. And she said, “Why don’t we just stand here...


備忘録。


拒絶に負けない自分を作る。
「ノー」を「イエス」に変える魔法の言葉。


1、なぜ?と聞いてみる。──拒絶の理由を知ることができる。

2、相手の猜疑心を自分から口にする。──相手が抱きそうな疑念をこちらから口にすれば信頼が得られノーをイエスに変えられる。


大事なのは拒絶と向き合い受け入れること。
逃げずに向き合うと新しいドアが開かれチャンスが広がる。

「人生を劇的に向上させる」12の習慣

「ささやかながら『人生を劇的に向上させる』12の習慣」(ライフハッカー
 → http://www.lifehacker.jp/2017/04/170410_dramatically_improve_life.html

どんな人でも、生きていればスランプに陥ったり、望まない状況に直面します。自分のマインドセットを変えるには、問題の原因になっている習慣や行動を変えなければならにことがよくあります。以下にリストアップした12の習慣を身につけると、健康、モチベーション、自信、人間関係が向上して、本来の自分を取り戻せるでしょう。


1. 人の名前を覚える

『人を動かす』の著者であるデール・カーネギーは同書の中で、人の名前を覚えると相手の自分に対する扱いに多大な影響を与えると書いています。
誰かに自己紹介されたら、自分が名乗るときに「やあ、ジェイミー、僕はレットだよ」というように相手の名前を口に出して記憶するようにしましょう。


2. 貪欲なまでに読書する

現代の成功者の多くが熱心な読書家で、自分の成功は貪欲な読書習慣のおかげだと語っています。とりわけ大きな成功をおさめている人のほとんどは、年に50冊以上の本を読んでいます。
速読できるようになるか、家の掃除中や通勤中にオーディオブックを聞いてみましょう。普通に読むと1冊読破するのに1週間かかるところを、オーディオブックだと2倍速か3倍速で本の内容を聞けるように耳を訓練することができます。


3. NOと言う

自分にとっては優先順位が低いプロジェクト、イベント、寄付、外出をもちかけられたら、断りましょう。理由を言う必要はありません。ただ、断ればいいだけです。
「ごめんね、ジェイミー。君の甥っ子の誕生パーティには出席でいないんだ。」


4. ベッドを整える

ベッドの状態は心の状態を反映しています。毎朝ベッドを整えると頭の中が整理されて達成感が得られます。ベッドメイキングのビデオを見て参考にすると、プロっぽく仕上げられます。


5. 大切な人と一緒のときは携帯電話を遠ざける

友人、家族、同僚と過ごすときは、携帯電話を遠ざけましょう。誰かと一緒にいるときに携帯端末にばかり気を取られているのは失礼極まります。
そういうときは、携帯は車やポケットやカバンの中に入れておきましょう。


6. しっかり水分補給する

水分を摂るとエネルギーが湧き、頭がすっきりして、強壮剤を飲んだのと同じぐらい元気に活動できるようになります。健康を維持するには真っ先に実行すべきことです。
水の入ったボトルをデスクの上に常備するなり、携帯するなりしましょう。適切な水分補給を維持するには、手の届く所に常に水を置いておくことです。


7. 早起きする

自分は朝型ではないと思っているかもしれませんが、何度か早起きして素晴らしい朝を体験するともう元には戻れなくなります。他の人が起きる時間までにどれだけ多くのことをこなせるかわかってびっくりするはずです。
目覚まし時計は寝室の反対側に置いて、立ち上がらないと止められないようにしましょう。そして、いったん起きたら何があっても絶対ベッドに戻ったり横になったりしないことです。ちょっと動くと体は目を覚まします。


8. 他人の話を聞く

友人から甥っ子のパーティの話を聞かされると、耳を覆いたくなるかもしれません。しかし、相手の言うことを聞く時間を作ると、良好な人間関係を築くことができて、好感度もアップします。
相手が話しているときは、注意深く聞き、自分がどう応えるか考えて気が散ってはいけません。聞き上手になると、人から信頼されて興味を持ってもらえます。


9. 何で「やる気スイッチ」が入るか認識する

何が自分のモチベーションの引き金になるか知っておきましょう。歌でしょうか。タスクでしょうか。自発的に腕立て伏せをすることでしょうか。ジョギングでしょうか。どうすれば自分のやる気スイッチが入るかわかると、スランプからの脱出が楽になります。
自分のモチベーションを上げてくれる時間、音楽、環境、イベントの記録をつけましょう。


10. 自分のためだけの時間を作る

自分自身はもっとも価値のある資産ですから、大切にケアするべきです。リラックスしたり自己評価を高められることなら、何でもいいので、1日のどこかで自分を遠慮なく最優先する時間を作りましょう。


11. じっくり考える時間を取ってから決断する

急な決断を迫られているときは、必ず少し考える時間を取る方が良いようです。「そのことについて考えてみる必要があるから、2日後に答えを出すよ。」と言いましょう。


12. 朝は自分をほめることから始める

鏡に映った自分を見て、褒めましょう。気分が高揚して自尊心が高まります。
「やあ、レット、エクササイズの効果が出てきたみたいだね。今朝は絶好調に見えるもの。」とか「やあ、レット。今日はスーツがばっちり決まってるね。」とか「笑顔が素敵だね、レット」というふうにです。
ここでご紹介した12のささやかな習慣を実践することで、健康、集中力、モチベーション、周囲の人たちとの人間関係が向上します。人生が劇的に変わるはずです。

教育勅語論争

「【主張】教育勅語論争 理念読み取る力こそ育め」(産経新聞
 → http://www.sankei.com/column/news/170411/clm1704110002-n1.html

 「徳を積む」「徳が高い」というように、人として身につけておきたい態度や教えなどがある。それを分類、整理したものが徳目である。

 明治23年に発布され、その徳目を示した教育勅語に対する誤解が相変わらずあるようだ。

 政府はこれを学校の教材として扱うことについて、憲法などに反しない形で用いることは「否定しない」という答弁書を示した。これに対し、「軍国教育への回帰だ」などの批判が相次いでいる。

 徳目には、時代を超えて流れる教育理念として、改めて読みとるべきものも多い。不当な評価は見直すときである。

 政府答弁書は、教育勅語を「教育の唯一の根本」とするような指導は不適切だとも述べている。

 教育勅語それ自体は、現行の中学歴史や高校の日本史や倫理の教科書に登場する。天皇中心の国家観を支え、戦中に戦意高揚に使われたなどと、批判的に位置付けるものが少なくない。

 これは、編纂(へんさん)過程を無視した誤解に基づく。教育勅語は、明治維新後、西洋思想などが急激に入る変革期に、徳育に何を求めるかの議論が起き、当時の法制局長官、井上毅らが起草を進めた。

 特定の宗教思想にとらわれず、近代立憲主義に基づく市民倫理や伝統的徳目が調和してつくられていることが、近年の研究でも知られている。

 「朕惟(ちんおも)フニ」と、明治天皇が国民に語る形で書かれていることや、冒頭に続く「我カ皇祖皇宗」のくだりをとらえ、「国民主権に反する」などと批判するのが、今日、どれほど建設的だろうか。

 歴代天皇と国民が心を一つにして、祖先が築いた道徳を守ってきた。そういう日本の美風に言及しながら、この国柄こそ教育の源だと説いているのである。

 戦後の日本では、国柄に根差した親孝行や信義といった徳目が否定されてきた。こうした排除の論理は、多様な視点で考える現代の教育の方針にそぐわない。

 とくに批判の的となるのは「一旦緩急アレハ」と、義勇奉公を説く文言だ。国の危急のとき、国民がそれぞれの立場で一致協力するという意味に尽きる。戦後日本で置き去りにされてきたことに、目をつむってはなるまい。

 よく理解せず、批判する大人こそ、じっくりと読んだらよい。


勅語には人類普遍の真理、12の徳目が書いてある。

  1. 父母ニ孝ニ (【孝行】-親に孝養を尽くしましょう)
  2. 兄弟ニ友ニ (【友愛】-兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
  3. 夫婦相和シ(【夫婦の和】-夫婦は互いに分を守り仲睦まじくしましょう)
  4. 朋友相信ジ(【朋友の信】-友だちはお互いに信じ合いましょう)
  5. 恭倹己レヲ持シ(【謙遜】-自分の言動を慎みましょう)
  6. 博愛衆ニ及ボシ(【博愛】-広く全ての人に慈愛の手を差し伸べましょう)
  7. 学ヲ修メ業ヲ習ヒ(【修業習学】-勉学に励み職業を身につけましょう)
  8. 以テ智能ヲ啓発シ(【知能啓発】-知識を養い才能を伸ばしましょう)
  9. 徳器ヲ成就シ(【徳器成就】-人格の向上につとめましょう)
  10. 進デ公益ヲ広メ世務ヲ開キ(【公益世務】-広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
  11. 常ニ国憲ヲ重ジ国法ニ遵ヒ(【遵法】-法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう)
  12. 一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ(【義勇】-国に危機があったなら正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう)

教育勅語』(明治神宮) http://www.meijijingu.or.jp/about/3-4.html
教育勅語を書いてみましょう』(明治神宮) http://www.meijijingu.or.jp/kyouikuchokugo/pc/
教育勅語 特集ページ』(北海道神社庁) http://www.hokkaidojinjacho.jp/top.html
教育勅語 原文PDF』(北海道神社庁http://www.hokkaidojinjacho.jp/kchokugo.pdf (PDF)

 そもそも教育勅語は、その徳目を誰かが新しく考え出したものではなく、昔から日本人の道徳規範であったものを、あらためて勅語の形にまとめたものであるから、これに違和感を持つ日本人はおらず、大いに歓迎されて、親も子供に暗記させていたのであった。それは憲法の方がよそよそしく、一般の人々には関係ないものと考えられていたのとは対照的であったといえよう。それがなくなるということは、日本人の意識から徳目がなくなるということに連なるのだ。

── 渡部昇一(『「修身」全資料集成』)

教育勅語の真実

教育勅語の真実

国民の修身

国民の修身

日本人の美徳を育てた「修身」の教科書 (PHP新書)

日本人の美徳を育てた「修身」の教科書 (PHP新書)

人はなぜ、死が迫ると過去を悔やんでしまうのか

「人はなぜ、死が身近に迫ったときでもなお、目の前の些事に目がいってしまうのだろうか?」(PRESIDENT Online)
 → http://president.jp/articles/-/21770

蓋をしてきた問題が噴出する
 2008年に順天堂大学医学部附属順天堂医院で「がん哲学外来」を開設して以来、私は3000人以上の患者さんやそのご家族と面談してきました。外来といっても料金は無料で、がんにまつわるさまざまな悩みの解消を目的にしています。ここでは、「がんを治す」というような悩みの「解決」はできませんが、本音を吐き出してじっくり自分と向き合うことで、後悔や悩みに心を囚われないよう「解消」していくのです。

 今まさにがん治療の最中である、手術は成功したものの再発の恐れがある、助かる見込みがない……など、面談に来る方の立場はさまざまですが、彼らの心は大きくわけて3つの悩みに支配されています。一つは家族との人間関係、もう一つが職場の人間関係や仕事、生きがいに関すること、そして病気そのものです。

 こう見ればわかるように、死を意識した人たちの悩みは、病気によってもたらされたものばかりではありません。どちらかといえば、それまで見ないふりをしてきた問題が顕在化すると思ったほうがいいでしょう。死を意識すると、自然と感情の襞が繊細になり、いろいろなことが目に付くようになるのです。

 がんになったある男性は、妻ときちんとコミュニケーションをとってこなかったことを後悔していました。病気になって仕事を休むと、家にずっといることになります。そんなとき、夫婦関係がうまくいっていないと、30分同じ空間にいるだけでも苦痛に感じるのです。

 日本人には、照れからうまく愛情表現ができず、誠実な気持ちはあるのに家族を不安にさせてしまう人が多いようです。常に「愛しているよ」と言う必要はありませんが、相手が愛情を感じられるよう、日頃から気遣いを見せるべきでしょう。

 またある女性は、遺産のことで悩んでいました。自分が死んでからどのように分配すべきか、家族がきちんと話し合ってくれるのか、不安で仕方がないというのです。

 これに対する私の答えは「ほっとけ」です。自分が死んだあとのことは、なるようにしかなりません。もし何か対策を講じたいなら、遺言書を書けばいい。ですが、きっと彼女の悩みの本質は、家族とのコミュニケーション不足によるものでしょう。悩みを聞いていくと、その根っこに大きな後悔が潜んでいることがあります。死が迫っていたとしても、やれることはあります。悔いを残さないよう行動を起こすのもひとつの手でしょう。

 肺がんにかかったある男性は、自分がタバコを吸い続けてきたことを後悔していました。たしかに、タバコを吸えばがんになる可能性が高まるとされています。

 ですが、がんを含めたすべての病気は不条理なものです。つまり、人間には病気をコントロールできないのです。もしタバコを含めた生活習慣で「やめたほうがいい」と感じるものがあれば、今からやめればいい。ですが、病気になってから「あれが原因ではないか」と想像して、後悔するのは無駄なことです。

 過去に犯した罪を悔いる人もいますが、それもタバコと同じこと。変えられない過去についてあれこれ後悔するのはやめましょう。

 病気というより、死に対して漠然とした不安を抱える人もいます。死後のことは誰にもわからないので、不安に思う気持ちもわかります。もし信仰がその不安を解消してくれるなら、何かを信じてもいいでしょう。

 ですが、死を恐れる人たちに対して、私はいつも自分の死後の夢の話をします。私の夢は、尊敬する勝海舟新島襄内村鑑三新渡戸稲造南原繁矢内原忠雄そして吉田富三と私の8人で天国にカフェを開くこと。死後のことはわからないのだから、どんな夢を持つのも自由。信仰に頼らなくても、心を穏やかに保つ方法はあるのではないでしょうか。


居場所がないと感じる理由
 死を意識した人たちはいろいろな後悔を抱えていますが、なかでも私が残念に思うのは「病気になんかなって、自分の人生は一体何だったのだ」と後悔している人たちです。

 世代や性別に関係なく、自分には生きがいがない、居場所がないと感じている人が非常に多いのです。ですが、そう感じている人が怠惰で自堕落な人生を送ってきたかといえば、そうではありません。一生懸命働いて、家庭でも自分の義務を果たしてきた人がほとんどです。それなのに自分の人生に意味が見出せないのは、いつも他人と比べているからです。

 人間は、価値を確認するために何かと比較する癖がついています。ですが、人生においてそれは意味のないことです。どんな人生にも意味があるし、等しく素晴らしい。誰にでも、天から定められた使命や役割があります。それが世界中から認められるような偉業だとは限りません。誰かの父として、母としての役割もあるでしょう。つまり、「社長」「役員」などの肩書を取り払って、自分を認めることが、人生を肯定して後悔を残さないための第一歩なのです。

 私はいつも患者さんに、「人生は宴会だ」とお話ししています。病気になると「茨の道だ」「不条理だ」と感じるでしょう。ですが、すべては人生という宴会の余興であり、スパイスです。そう考えれば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。

 日本は「クオリティ・オブ・デス」つまり、死の質についての議論が欧米などに比べて遅れているため、がんになったことではじめて「死」について考える人が多いようです。

 死を忌むべきものとして避けるのは日本人の国民性でもあるので、一概に「いけないことだ」とは言えませんが、死とはどういうものなのか、自分がどう死んでいきたいのかが決まっていれば、いざというときに慌てずにすみます。心に余裕が生まれ、穏やかに過ごせるのです。

 私はいつも、「最後の5年間が一番大切ですよ」とお話ししています。いつ死ぬかは誰にもわからないので、今日も明日も「最後の5年間」。死期が迫っているかに関係なく、「明日死んでもいい」という気持ちで生きられているかが肝心です。

 過去を悔やみ、他人と比べて人生を恨み、後悔を抱えて生きるのは悲しいことです。余命宣告されても自暴自棄にならず、日々を大切にする。その姿を大切な人たちに見せることができれば、いつか誰かを勇気づける記憶としての贈り物になります。

安吾、後悔を語る。

 愚かと云えば常に愚かであり又愚かであった僕である故、僕の生き方にただ一つでも人並の信条があったとすれば、それは「後悔すべからず」ということであった。立派なことだから後悔しないと云うのではない。愚かだけれども、後悔してみても、所詮立直ることの出来ない自分だから後悔すべからず、という、いわば祈りに似た愚か者の情熱にすぎない。

 ──

 僕は自分の愚かさを決して誇ろうとは思わないが、そこに僕の生命が燃焼し、そこに縋すがって僕がこうして生きている以上、愛惜なくして生きられぬ。僕の青春に「失われた美しさ」がなく、「永遠に失われざるための愚かさ」があるのみにしても、僕も亦、僕の青春を語らずにはいられない。即ち、僕の青春論は同時に淪落(りんらく)論でもあるという、そのことは読んでいただけば分るであろう。

── 坂口安吾(『青春論』)

堕落論 (角川文庫クラシックス)

堕落論 (角川文庫クラシックス)

「中国は誤った情報を拡散」 ダライ・ラマ

「『中国は誤った情報を拡散』 インド北東部訪問のダライ・ラマ」(AFPBB News
 → http://www.afpbb.com/articles/-/3124495

【4月9日 AFP】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(81)は8日、自身がインド北東部の僧院を訪問したことについて中国が誤った情報を拡散していると非難した。ダライ・ラマが訪れた中国との国境に近いヒマラヤ地帯は中国政府が領有権を主張している地域で、ダライ・ラマの訪問に中国政府は反発している。

 ダライ・ラマはインド北東部アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州タワング(Tawang)で報道陣に「人々は誤った情報を得ている」と語った。同州は数十年前にチベットを後にしたダライ・ラマが避難した場所だ。「私がここを訪問している間、中国政府の職員が付き添ってくれればいいのだが。私が何をして何を語っているか、彼らは事実を知るべきだ」と、ダライ・ラマは語った。

 中国政府は先週、インド政府がダライ・ラマの「反中国・分離独立運動」を助けているとして駐中国インド大使に正式に抗議した。

 ダライ・ラマは、チベット仏教の最も聖なる場所の一つとされる僧院で信者らに説教をした後、自身の訪問について中国政府は国民に誤った情報を流していると反論した。

 インド政府は、今回の訪問は純粋に宗教的なものだと主張。ダライ・ラマは以前にもタワングを訪れたことがあると指摘し、中国が勝手に騒動を作り出していると批判した。

 ダライ・ラマによる3時間近い説教を聞くために多くの人が集まり、少なくとも2万人に達したという推定もある。

一日一言「ブッダの徳」

四月八日 ブッダの徳


 今日は仏の功徳を偲ぶ日であるが、釈迦が人のために自分を投げうって尽くした大恩は、いまさらながら大いに感謝すべきである。たとえ宗教は違っても、聖人が我々を導くためにした大きな事業は、歴史から消えることはなく、新たに思い起こしてブッダの徳を偲ぶべきである。彼によって幾多の疑問がとれ、幾多の迷いが解け、幾多の暗雲が晴らされたことであろう。


  入りがたき草の戸ざしも秋風の
      吹きはらふにぞ月は澄みける     〈宗良親王

── 新渡戸稲造(『一日一言』)




ブッダのことば

怒らないことによって怒りにうち勝て。

善いことによって悪いことにうち勝て。

わかち合うことによって物惜しみにうち勝て。

真実によって虚言の人にうち勝て。

── 中村 元(『真理のことば』)

ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

ブッダの真理のことば・感興のことば (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

脱皮!?

パパ、かく語りき

「いったい何を始めたの、パパは?」

「脱皮だ!これまでの締りのない、だらけた生活からのな。」

「脱皮!?」

「そうだ。私は今まで朝起きると顔を洗って朝食を食べる。昼になると昼ごはんを食べ、昼寝をして夕方になると晩ごはんを食べ、夜は眠る。そしてまた朝が来てまた起きてまた顔を洗ってまた朝ごはんを食べ.....」

「それ、“規則正しい生活”と言うんじゃないの?」

「いぃや、“うんざりするほど変わり映えしない刺激のない生活”と言うんだ。」

── ムーミンムーミンパパの会話(『寂しそうなパパ』)

ムーミン” x “ビョーク